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体育会系出身の会社員奮闘記。まさかの経理で仕事しています。コメントとTBをいただければ幸いです。またこのサイトはリンクフリーです。

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2011/10/16 (Sun) 金融派生。
2011/10/02 (Sun) 秋華。
2011/07/26 (Tue) 鮪頭。
2011/05/23 (Mon) どろぼう。
2011/05/23 (Mon) 昇進と取材。
今日の内容をマニアックな読書のコメントなので、
興味がない人は申し訳ございません。とばしてもいい内容かと。

三田 哉「デリバティブ・ビジネス入門―エクイティの現場ノウハウ」




一投資家として、機関投資家がどのようにヘッジ活動をしているのか、またデリバティブズに関連するビジネスがどのようなものなのか気になっていたため、購入致しました。

率直な感想はデリバティブズに関して、広範にそして実務的な側面から学べる良書です。wikipedia等のネットでは手に入らない情報が紹介されています。大学時代の講義で受けたファイナンスや金融工学入門を思い出しながら読んだので、読むのにとても時間がかかりました。

なお、数式が多いので、数学アレルギーの方には読みづらい内容になるかと思います。

せっかく読んだ内容を忘れたくないので、メモがてら残しておきます。

『要旨及びメモ』

○1章は「デリバティブズの基礎知識」で、先物やオプションの価格決定の仕組みを説明。→どこの本でもわかる内容でした。日経225の権利落ちを狙ったアービトラージは面白い投資活動でした。


○2章は「デリバティブズ取引の現場」で、オプションをヘッジする方法としてダイナミックヘッジを説明。
例えば株式コールオプションを買った場合、株価変動に従い、株式の売ポジションを調整してヘッジします。株式売建の割合は、オプション価格を株価で偏微分して得られます(=株価に対する感応度を示すデルタ)。

株価があがると売ポジションを増やす→株式の売建、かつ株価が下がると売ポジションを減らす→株式の買戻し この行動の繰り返しにより売買益がたまっていきます。

コールオプション買建の場合は、
ヘッジによる売買益ー支払オプションプレミアム=投資損益 

コールオプション売建の場合は
受取オプションプレミアムーヘッジによる売買益=投資損益
となります。

ヘッジによる売買益はボラティリティが高い程、金額的な影響が大きくなります。そういった観点から著者はオプショントレーダーはボラティリティを安く買って、高く売るのが仕事という言及しています。

2章ではその他として、空売りの仕組みについても説明しています。空売りには借株が必要で、借株の出し手は政策保有目的で株式を保有している生保、銀行である。また借株には株主名義の関係から、決算期をまたがない期間で賃借するのが一般的です。



○3章は「デリバティブズ内包型商品の数々」で、変わり種のデリバティブズを説明し、その投資活動を紹介。
本で紹介されている商品は以下の通り。

・CB-新株予約権付社債 (保有者が社債を株式に転換できる権利がついた社債)
・アセットスワップ (社債のデフォルトに備えてスプレッドをクレジット投資家に支払う仕組)
・カバードワラント (第3者が発行した新株発行を伴わないワラント)
・カバードコール (株式を所有している場合に、その株式のコールオプションを売る手法)
・優先株 (普通株への転換価格が下方にのみ修正され、強制転換がついた株式)
・EBー他社株交換社債(株式を転換する権利が社債発行体にある社債)
・MSCB(発行後、転換価格が株価の変動に伴い修正されていく新株予約権付社債)
・レインボーオプション(ペイオフが複数の資産に依存するオプション)

→この章で興味深かったのが、優先株とMSCBでした。優先株についてはなぜ銀行が引受けを行うのかが理解できましたし、MSCBについてはデススパイラルボンドといわれる背景が理解できました。



○4章は「会計・法規制と切り離せないデリバティブズ取引」で、会計基準等の法律とデリバティブズの関係を説明。金融商品会計の影響で、カバードコールの市場が消滅した背景が説明されています。その他、空売り規制、自社株買制度、電波法の外国人株主規制等にかかわる影響等も説明されています。
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秋です。すっかり寒くなってきました。

秋といえば、いろいろな秋が言われています。その中でも9月はスポーツの秋を堪能しました。
今年に入って大会でていなかったのですが、9月に大会が集中して土日は運動三昧でした。

結果としては…

1週目 どっかの市民大会 2回戦敗退
2週目 どっかの区民大会 準優勝
3週目 でたくなかった区民大会 優勝
4週目 地元のオープン大会 交流試合
 そこそこの成績です。

こんなにやっていても、大会は疲れるから大会はあんまり好きではありません。
大会後の打ちあげの同窓会みたいな感じ、新たな出会いがあり、充実した時間となりました。

運動をやりすぎたので、もうしばらく本格的に運動やるのは遠慮したいと思います。



さて、読書の秋ということですが、そこそこ本を読んでいます。
数十冊読んだ中で、面白かったのがこれ。

小山 龍介、山田 真哉「会計HACKS!」


ざっくり言うと家計にも企業会計の考え方を入れ、家計の資産を増やそうという内容の本です。
お金がなかなかたまらない人にオススメの本です。

(メモ)
・見えない資産…時間をくいつぶすものは負債(例:旧式PC)、時間を生み出す資産(例:ルンバ)
・BSのオフバランス化を家計でも実現させる。
・大金を稼ぐより一日数ドルのラテマネーを節約するほうが大切。

他にも投資の手法、四季報を用いた企業分析の手法等が紹介されています。

書ききらないので、このへんで。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記


今月は色々なことがあったので、久しぶりにブログを更新します。

まず異動してから初めての決算、慣れないことばかりでしたがなんとか乗り切りました。

あとーtwitterしている方はご存知の通り、なんとなく静岡まで旅にでました。

あとー何より嬉しかったのが、誕生日飲み会を開催してもらいました。
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普通の飲み会だと思ったら、誕生日祝いでの飲み会で、
麻布の某店を貸切で、わざわざケーキ&プレゼントまでいただきました。
嬉しくて少年のようにはしゃいでしまいました(いつも通りカラオケで馬鹿しました)。

いただいたプレゼントのキーケースは愛用させてもらってまーす。

今思うと、毎年の決算で自分の誕生日なんて考える間もなく、
残業で誕生日が終わってしまうこともザラにありました。

自分もそうだけど、周囲の人の誕生日も大事にしていきたいと
気づかせてもらった7月。



うまかったマグロのカシラ。
DSC_0062.jpg

テーマ:雑記 - ジャンル:日記


最近読んだ本を紹介いたします。

名文どろぼう (文春新書) 竹内 政明


名セリフどろぼう (文春新書)竹内 政明


いずれの作品も様々な小説、脚本から、面白い文章、セリフを紹介する内容です。
著者は読売新聞の編集手帳を書いていたこともあったこともあり、
よく吟味されて、文章、ことばをどろぼう(引用)しています。

名文どろぼうは言葉を匠に遊んでいる印象を受けましたが、
名セリフどろぼうは心に残るような名言が多数ありました。

以下、名セリフどろぼうをどろぼう(引用)して紹介させていただきます。

p.38 今までに、私をフッてくれた人たち、ありがとう。おかげでこの息子に会えました。

「日本一短い手紙 大切ないのち」中央経済社より


p.115
朋子「返事に困ると、たばこ、すうのね」 
杉男「『ノオ』の時は、尚更ね」
朋子「便利なものなのね、たばこって」
杉男「そうでなきゃ、こんなに売れないよ」

向田邦子「家族熱」より


p.134
泣くな貞九郎。例に挙げた顔ぶれを見よ。ヘマは人を大きくする。

著者


p.167
五郎の声「金なんか望むな。倖せだけを見ろ。ここには何もないが自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には充分毎年喰わしてくれる。自然から頂戴しろ。そして謙虚に、つつましく生きろ。それが父さんの、お前らへの遺言だ」

倉本聰「北の国から '02遺言」



このセリフが一番心に残っています。自分に必要なのは、五郎さんの言うとおり謙虚さなのかもしれません。


テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌


だいぶ遅くなりましたが、2点ほど仕事関係でご報告させていただきます。
①4/1で昇進し、肩書がつくようになりました。仕事のやる気があがりました。
②某社の取材を受け、ネットのどこかに当方が掲載されております。

それだけです。

テーマ:働くということ - ジャンル:就職・お仕事


中学校の美術の先生だった父と、自宅でピアノの講師をやっていた母。その息子として産まれた僕は幸せだった。毎日が白いキャンバスと音楽に囲まれた生活。両親は僕を溺愛していた。甘やかされていたと言われたらそうかもしれない。それは僕に兄弟がいなかったのもあるかもしれない。

母は講師をやりながらも、ピアノのコンクールに出場していたし、父も個展を開いていたのを今でも覚えている。裕福な生活ではなかったけど、心は満たされていた。僕はキャンバスと絵の具が1番の友だちだった。休みの日は朝からキャンバスに向き合って気がついたら日がくれていた時も多かった。

いつか父の様にみんなに自分の絵を見てもらうんだって強く思っていたのを覚えている。でも父も母ももうどんな顔だったか思い出せない。思い出せるのは、幸せだった毎日と、朝起きると鼻をつくコーヒー豆の香り、ピアノのに向かって座る母親の後ろ姿。もうかれこれ十年以上前の話しだ。

僕が小学校三年の夏休み、母がコンクールでイギリスに旅立つことになった。父も夏休みだから母と一緒にイギリスへ行くことになった。僕は学校で水泳があったり、友だちと遊んだりとしたかったから日本へ残る事にした。父の弟である叔父の家に一ヶ月近く泊まらせてもらった。

叔父は快く迎えてくれた。銀行で働く叔父は父と似ても似つかなかった。でも優しい笑顔が嬉しかった。叔母さんはあまり嬉しくなさそうだったかもしれない。父と母が旅立つ日、成田空港に叔父と向かった。父は僕に画材道具一式をくれた。これで待っててな。そういって二人は海の向こうへ旅立った。

帰りの車の中、叔父は色々話してくれた。僕の父と母の事も話した。「兄貴は本当に早紀さんの事愛してるな」僕は父と母の事なのに僕の事のように嬉しかった。叔父の家に戻ると、叔母は幼稚園年中の息子と先に夕飯を食べ終わっていた。にっこり笑うと席をたって、台所で食器を洗い始めた。

なんて事はない一ヶ月間はあっという間だった気がする。水泳と遊びと宿題の毎日。でもその3つよりも紙に向かって絵を描いた時間のほうが多かった気がする。年中の従兄弟はその横でキラキラした目をして僕を見ていた。始めてみた画材に興味津津だった。父と母のいない一ヶ月はただなんとなく過ぎた。

夏休みの終わる一週間前に父と母は帰ってくる予定だった。僕ははやる気持ちを抑えられずにいた。でも、父と母はその日帰ってはこなかった。

次の日も両親は帰ってこなかった。帰国予定日から三日後の正午少し前に警察から叔父の家に連絡が入った。二学期の始業式の日、僕は鹿児島に住んでいる祖父とイギリスにいた。焼け落ちたホテルの前で立ち尽くしていた。その日、僕の人生は終わった。

僕は当時幼かった。両親であろう遺体とは顔を合わす事は無かった。祖父は本人達かどうかもわからないと言っていた。それぐらい生前の頃を思わせないくらいに焼け焦げていたのだろう。帰国後、葬式は密やかに行われた。

葬式が終わり僕は家の近かった叔父の家にそのまま住む事になった。叔父は快く迎えてくれた。ただ、叔母は違った。養育費はどうするんだ、とかお兄さんの馬鹿が息子に移ったらどうするんだ、とか叔父と頻繁に夜中言い争うようになった。その内、叔父は飲み歩くようになり、帰りは遅くなった。

学校でもいじめに合うようになった。ホテルの火災の原因が両親にあるという噂が流れたのだ。「人殺しの子供」「疫病神」などと揶揄され、あだ名はキングと言われた。キングボンビーの略だ。(キングボンビーを知ったのはつい最近の事)

僕の生きる希望は、キャンバスに絵を描くこと、それと従兄弟とのたわいもない遊びだ。でも叔母が二人で遊ぶ事もさせなくなった。僕はただひたすら希望を絵に描き続けた。

それは父との何か約束を感じていたように思うから。その反面、勉学にも励んだ。それは、僕がこの様な境遇にあったのも父のせいなのではないかと思ったからで、その気持ちの狭間のなかで僕は自問自答を繰り返していた。そして転機はおとずれた。

時は過ぎて、高校生になった。僕は都内でも有名な進学校に特待生として入学する事になった。それと同時に寮生活が始まり、引っ越しをする前日に叔父と二人で色々と話し合った。叔父は叔母との離婚を決めていた。強く生きろよ。父と見た目は違っても、何か通ずるものを感じた日だった。

中学校から続けていた美術部に高校でも入部した。僕の毎日は少し変わった。絵画と勉学、やる事はかわらなかったが、前よりも楽しかった。絵画のコンクールでは入賞も果たした。その作品は今でもとってある。

それがこれだ。題名は「後ろ姿」だ。初の有名なコンクールの受賞だったので、僕は今でもしっかりと覚えている。この道で進むんだと、亡くなった両親を思い出し、誓った。

大学では恋もした。東京芸大に進学し、運命かわからないが、ピアノ専攻の彼女ができた。芸術とは何かを日々夜が明けるまで語り合った。僕にとっての芸術とは、人に希望を与える事だと今でも思っている。ただ恋に盲目になっていたので、芸術は昔より手付かずだった。

大学の四年目、僕は焦っていた。芸術では飯は食えないと気づき始めたからだ。就職活動もろくに行わなかった。彼女にこれからの道を聞かれてから、企業にエントリーを始めた。そして絵を描く事もやめなかった。

そして僕は小さなデザイン事務所に就職が決まった。デザインの仕事は自分の作品ではなく、人や企業の作品を描いている、という偏見があり、僕は不本意だった。仕事を始めてからその気持ちは一変した。

人の希望を形にする事。これがデザインの仕事の本質だと思うと、今までやっていた絵画とそう変わらない気がした。それと同時に今でも僕は自分の作品を色んなコンクールやメディアに投稿し続けている。

どんな形であっても、僕のような境遇にあっている人に希望を与える事ができれば。かつて父と母の芸術によって僕が救われたように、一人でも多くの人が幸せになれれば。そういう気持ちで僕は今でも「hope」を形にしています。

…という半生をお送りのデザイナーの皆様へ。小さなキャンバスに無限の希望を描いてみませんか? http://ow.ly/37deQ 名刺とストーンペーパーとアーティストと掛け合わせた、新しい名刺サービスを行っています。熱い気持ちのデザイナー様を募集しております。

それと同時にそんな気持ちのデザイナーが集まる、名刺サービスを行っております。 http://ow.ly/37deQ 是非ともよろしくお願いします!!! Twitter小説風広告第一弾!「キャンバス少年の夢」終わります。

Twitter小説風広告第二弾は「風が吹けばストーンペーパー名刺サービスが儲かる」・アルピニストの危機編・サングラス芸能人の後継者あらわる編のいずれかをお届け予定です。



…という知人のつぶやいた文があまりにも秀逸なので紹介させていただきました。
プライベート用の名刺の作成する際は、名刺サービスhttp://ow.ly/37deQをご参考にしてみてはいかがでしょうか。

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